おしらせ
2023.03.16
第43回通常総代会開催しました
阿賀野市農業総合管理センターにおいて、第6期新総代による令和5年度の予算を中心とした第43回通常総代会が開催され、笹神地区 渡邉忠雄総代を議長に選任し、慎重審議の結果全議案とも原案どおり議決されました。
また、このたびの総代会は新型コロナウイルス感染症が発生以来、4年ぶりに総代が一堂に会して開催されました。
出席者数 108名中、106名出席
出席率 98.1%(定員108名、現在総数108名、欠員0名)
当日は、阿賀野市長 田中清善様、新潟県議会議員 帆苅謙治様より来賓として総代会にご臨席いただき、祝辞を頂戴しました。
田中市長からは「阿賀野市の基幹産業である農業の活性化と発展のためにご尽力頂いていることに感謝する。農業を取り巻く環境は依然として厳しいものがあり、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーや農業用資材の高騰に加え、担い手不足や米の消費の落ち込み等があり、農業にとって強い向かい風の中にあるが、それを解決する唯一の方法はやはり生産性を上げて、農家所得を上げる必要がある。そのためには今後も大規模区画のほ場に変えていき、老朽化した用排水路の更新も進めていく。我々としても農業農村整備事業を促進するために積極的に取り組んで参りたい。更に取水源である阿賀野川頭首工も半世紀経っており、大分老朽化が進んでいるため今後20年程かけて新設する予定であるが、阿賀野市の農業を守るため市としてしっかりと支援して参りたい。」
また、帆苅県議会議員からは「土地改良事業の応援団長としてこれまで取り組んできた。予算確保に向けて市長と一体となって国、県に要望を上げていく。ただし、例年通りの予算では現在の物価高騰や労働者の賃上げに見合わない。次年度に向けて、それを打破していく必要がある。また、新潟県の土地改良区は揚排水機場の電気代等で賦課金が非常に高い。用排水路の更新にもお金をかけざるを得ない。それらを支援することが我々の使命であり、しっかりと皆さんと連動しながら頑張って参りたい。」と大変心強いご挨拶を頂戴しました。
また、任期満了による役員総選挙も執行されましたが、立候補者数が選挙すべき人数を超えなかったため、無投票当選となり、第6期新役員(理事11名、監事3名)が決定されました。
令和5年度予算については、組合員皆さまの負担軽減の観点から「基幹水利施設ストックマネジメント事業」や「農業基盤整備促進事業」、「経営体育成促進換地等調整事業」等に積極的に取り組む予定です。
運営事務費の賦課金については、換地計画作成業務受託等による運営費の削減と、事務費の節約など経費の圧縮を図りつつ、平成15年の合併以来堅持して参りました10a当り3,800円で本年度も据置となっています。(旧笹岡土地改良区の区域については合併協議の中で合意した差等賦課)
尚、議決事項や予算等につきましては、令和5年6月発行の「阿賀野川土地改良区だより」で掲載しますので、よろしくお願いします。