おしらせ
2025.03.24
第47回通常総代会開催しました
令和7年3月24日、阿賀野市農業総合管理センターにおいて、第47回通常総代会が開催されました。
議長には笹神地区の折笠勝一総代が選任され、令和7年度予算を中心に慎重審議した結果、全議案原案どおり議決されました。
出席者数 103名中、92名出席
出席率 89.3%(定員108名、現在総数103名、欠員5名)
当日は来賓として阿賀野市長 加藤博幸様、新潟県議会議員 帆苅謙治様からご臨席いただき、祝辞を頂戴いたしました。
加藤市長からは「日頃より阿賀野市の基幹産業である農業の生産基盤の整備にご尽力頂いていることに感謝申し上げる。今年は米や野菜、卵の価格高騰や備蓄米の放出など食に関して、様々な報道がなされ国民の関心が高まってきている。今年も猛暑が予想され、令和7年度産米が気になるところではあるが、事故の無いように取り組んでいただきたいと思う。また、阿賀野川頭首工は稼働から半世紀が経ち更新が必要となっている。更新に向け国や県と連携し、地元負担が少なくなるように取り組んでいきたい。阿賀野市では、ほ場整備事業で8地区1億9,400万円、安野川、沖山、花立川排特で1億3,360万円予算計上している。農業者の担い手確保が急務の中、ほ場の大区画化や農業用施設の整備について各機関と連携し取り組みを進めていく。」
また、帆苅県議会議員からは「県内どこでも農業者の高齢化が進んでいる。若い人が希望を持って農業に参画するためには儲かる農業が必要であり、そのためには、ほ場の大区画化などコスト低減が必須である。しかしながら、依然農業を取り巻く情勢は厳しく、加えて新潟県の財政も厳しいままである。農業土木予算については今年度も前年度並みの予算を確保することができた。ほ場整備、湛水防除、排水整備等にこれだけの予算を投入しており、新潟県知事もそれだけ農業に対する思いが強いということである。今後も皆さんと同じ立場に立ち、頑張っていきたい。」と大変心強いご挨拶を頂戴いたしました。
令和7年度予算につきましては、組合員の負担軽減を図るため、補助率の高い「基幹水利施設ストックマネジメント事業」や「農業基盤整備促進事業」等に積極的に取り組んでまいります。
また、運営事務費につきましても「換地計画作成等業務受託」や「多面的機能支払交付金事業業務受託」等に継続的に取り組み、賦課外収入による組合員の負担軽減と、経費の節減を徹底しておりますが、昨今の物価高騰等の影響により、今年度も積立金の取り崩しを行い、平成15年の合併以来維持してまいりました10a当り3,800円の賦課額を据え置きとしております。
尚、議決事項や予算等につきましては、令和7年6月発行の「阿賀野川土地改良区だより」で掲載しますので、よろしくお願いします。
第47回通常総代会の様子